2008年10月31日金曜日

10月の雑感

・最近ひたすら寒い。横断歩道を渡っているとき、「さむい!!」と日本語で呟きながらマフラーを巻きなおしていたら、向こうから歩いてくるおじさんに微笑まれた。今日の帰り道は、誘惑に負けて、あったかいパニーニショコラを買ってしまった。だって寒すぎる。


・そして今日からダウンを着てみました。寒いよ。


・この前、rue de l'universitéにある校舎のカフェテリアみたいなとこで、傍若無人にスカイプをしてみた。フランスは自由な国なので、別にいいかな、と思います^^



・口座を開設してから1か月以上たってもキャッシュカードがもらえなかったのだけど、先日やっともらえました。受付のおばさんが面倒がって探さなかっただけみたい。フランス人適当。でも私も適当なので、あんまり糾弾する気にもなれなかった。


・家族から宅急便が届いた。受付で保管してもらっていたので取りに行ったのだけど、受付時間外だった。でも、寮のスタッフの人がいて、荷物が数メートル先に見えたので、「荷物今うけとれますかー?」って聞いてみました。「今、受付は閉まってるからだめよ。明日また来てね^^」と言われました。この国では閉店とか閉室の時間には大変厳しいのです。数メートル先の荷物を諦めました。


・ゼミで隣の席の女の子。年下だけど、大人びていてクールなかんじ。黒ぶちの眼鏡が似合う。でも、一生懸命ひとさし指でキーボードを打っているのを見て萌えました^^ ギャップってこういうことね。



・フランス人が(特にアドミニ関連で)適当なのには、もう慣れてきたけど、郵便物に関してはいつもはらはらどきどきです。お願いだから届けてほしい。


・小包を日本に送った。「来週にはつきますよ」と郵便局のおばさん。そのへんにいたおじさんが「日本なんて近い近い^^」と適当に相槌を打つ。無事、日本に行く飛行機にのっけてくれればいいけど・・・


・19時に終わる授業が2個。21時に終わる授業が2個。夜型の罠にはまりつつあります。7時‐9時の授業の前には眠気対策のために夕飯はたべず、帰ってきてから食べています。受験生みたい。来週は変則的に、補講が朝8時から開講。大丈夫かな・・・私・・・


・最近、寒くなってきたからか、二度寝の誘惑に負けています。



・11月は写真月間みたいですね。楽しみ!


・滞在許可証なしで、出国できるのかな・・・

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サマータイムが終わり、日が暮れるのが早い。
そして毎週課題の嵐、ゆえになんとなく引きこもり。
・・・というか、セーヌ川の北側に最近行ってない・・・。
家とシアンスポという500mくらいの距離の往復。

今週末は、友達がハロウィーンパーティーとか、007の映画とか、美術館とか、色々誘ってくれたのだけど、なんだか課題が切羽詰まっていて断らざるを得ず。

久々にシアンスポで会った友達とわーっと盛り上がり、ぎゅっと抱きつかれ、
課題群が一息ついたら、来週は、絶対に絶対にどこかに行こうね。約束!ということになりました。


このままひきこもって遅々として課題と向き合っていると精神衛生上よくないので、
オンオフの区切りをしっかりつけて、面倒がらずに「よく学びよく遊ぶ」を心がけようと思います。
この寒くて暗くて(でも美しい)パリの冬を乗り切るためには、やっぱり机上の勉強以外の刺激を自分に与えないとね。
さまざまなバックグラウンドを持った人に触れ、モザイクのような文化に触れ、美しく混沌とした町を歩く(サンジェルマン以外の場所をw)。
課題で忙しいけど、こんなことを心がけたいです。


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以上、ちょっとした勉強からの逃避でした。

2008年10月14日火曜日

régionaliste?

授業の話。夜中歩き回ってたけど、一応勉強してます。
フランス語、相変わらず崩壊中^^
基礎が泥のように抜けているのです。



Espace mondial(英語だとglobal spaceかな?)の授業での一幕。
さきちゃんも去年取っていた授業で、とにかく先生がカリスマ性に溢れています。
3回目の授業はrégionalisationについて。
地域的国際機構について、特にEUを最も地域統合が進んだ例として語るとき、国家のアイデンティティーと地域のアイデンティティーとの関係性(葛藤?)については避けて通れない。
900番並みの大きな教室で、先生が各国のアイデンティティーに関する統計を読み上げた後、突然、


「この教室には、もちろんヨーロッパ出身の人が多いでしょう。」
(恐らく、半分以上はフランス人。残りの留学生もドイツを筆頭にヨーロッパ出身者は当然の如く多数。ドイツ人の次に多いのはアメリカ人らしいけど。)


「自分が第一義的に、ヨーロッパ人だと感じる人、手を挙げて」
ばらばらと手を挙げる人が。あちらこちらに。

「出身国のアイデンティティーを一義的に持っている人」
やはり圧倒的多数!!!フランス人が多いのもあるのかもしれないけれど。

「では、自分の出身地域のアイデンティティーを一義的に持ってる人は?」
2・3人が手を挙げる。
「君はどこ出身?」
フランス人の男の子が、
「ブルターニュです^^」
というと、周りがどっと沸いて、みんな拍手。


もちろん国家の枠組みが根強いことに変わりはないけれど、一定数の人が「ヨーロッパ人」アイデンティティーを持ってるわけですね。
日本の教室で同じアンケートをとったら、まあ結果は明白でしょう。
海外で暮らしていると、他と自分を区別するときにアジア人というカテゴリーを頻繁に用いる、用いられるからか、アジア人アイデンティティーが鮮明になる。というか浮き上がってくる。
アジアで暮らしていて「アジア人」と感じている人はいるのかな。originが複雑な人はもしかしたらそう感じてるかもしれないけれど。
アジア地域の観念そのものが、内側からの統合の意思によってつくられたものというより、恣意的なカテゴリーである側面が強いのでしょうか。
「現代アジアの挑戦」の授業では、アジア諸国と欧米との関係性がテーマになった際、アジア地域の多様性が捨象されて「アジアの国々」としてひとくくりに語られていたことにも若干違和感を覚えました。

ブルターニュといえば、本当に地域アイデンティティーが強いらしく、最近友達になったブルターニュ出身のアメリちゃんは、出身地域の文化についてかなーり熱く語ってくれます。歴史的に独特のケルト系の文化が形成された土地なのです。
troisième année à l'étrangerの制度(SCPOの正規の学生は三年次に必ず留学、もしくは政府、国際機関・企業でインターンをすることが義務付けられているという制度!東大もちょっとは見習った方が・・・これについてはまた別の機会に)で来年日本に留学したい彼女から、
「日本には、地域ごとにこういう差異はないの?」
と聞かれたので、「関西人」の存在をお伝えしておきました^^
ちなみに彼女によると、パリで生まれ育った人々はprétentieux(鼻もちならないかんじw)らしい。そういう傾向があるのわからなくもないような・・・?笑 エレンとか、とても気さくだけどね^^
東京で生まれ育った人はどうなんでしょうw自分ではわからない・・・


あ、そういえば、日本人とアメリカ人のハーフかつアメリカ西海岸出身の女の子が二人もゼミにいたな。
彼女たちからは、なんとなくasiatiqueというよりも、le Pacifiqueな香りを感じます、世界空間的に笑 という完全な偏見でした。
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E-coursというSCPOのウェブにおける学業サポートシステムみたいなのがあるんですが・・・
これがなかなかすごい!!!某〇進ハイスクール並みな気がします。(よく知らないけどw)

ここにアクセスすると、授業によっては授業中に使用したPPTが見れたり、過去の授業の様子をすべて記録したビデオが見れるのです!!


上記のEspace mondialの授業もこのシステムを使っていて、ビデオが見れて、授業内容の進行表が見れて(たとえばmobilityについて20分話す、とか全部書いてある)、先生の話の進行に従ってPPTが切り替わり・・・


ビデオを見ながらKey Wordを参照できて、例えばエネルギー1というところをクリックすると、先生がエネルギー問題について話しているところにムービーが切り替わる。エネルギー2というところをクリックすると、授業内で二回目にエネルギー問題に触れたところまでビデオがスキップする。


という意味のわからない至れり尽くせり具合です。
フランス語に不自由している留学生の私にとっては大変有難いシステムです。

が、日本の大学でこのシステムを導入したら、誰も授業に出なくなるのは明らか・・・
少なくとも、私は900番での講義からは姿を消す気がするw





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こちらに来てから2か月。
「もう」なのか「まだ」なのか。
時間の長さはそれを評価する尺度によっても変わり得る。

語学の上達、という側面に関しては、「もう2か月」。


精進します。





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さきちゃん御用達のアレクサンドル3世橋から。



2008年10月12日日曜日

「真夜中のピクニック」

東京では、「真夜中のピクニック」をこよなく愛していました。
といってもただ単に夜中に街中をうろうろするだけなんですが・・・
個人的には、出版徹夜作業の合間に本郷のローソンまで行く道とか、夜中にうちのそばから見える東京タワーとか、終電を逃してしまったあとにひたすら歩くあの感じがたまらない。 表題と同名の書籍は、可もなく不可もなくといった内容ですが、夜間歩行という概念に萌えます。
治安が圧倒的によい東京ならではの為せる技、と思っていましたが、先日二回ほど、夜中のパリの街を歩き回る機会がありました。やったね。


1回目は、welcome program終了後、クラスの有志で行ったオール。
が、風邪気味で疲れていて、猛烈にスイマーが襲ってくる始末。仲良しのドイツ人の女の子もスイマーに悩まされていて、帰りたがっていたため、二人で帰宅することに。午前3時。

ちなみに企画してたアメリカ人の子は、私たちよりも1歳若くて元気な感じでした。若いっていいですね。
外に出ると、フランスにしては珍しく深夜営業のクレープ屋さんを発見。
「もちろん食べるよね◎」という暗黙の了解の下、クレープを注文。
私はヌテラクレープを。 ・・・・ヌテラとは・・・・・要はチョコレートです。体重増加は免れません^^
ゆかりちゃんによれば、フローランス小川先生の御子息はヌテラ中毒らしい^^;フランス人、結構多いのでは・・・)
友達は、私よりも猛者で、ヌテラとバナナのクレープを注文。その心意気が好きです。

二人でもぐもぐクレープを食べながら、深夜バスのルートを確認。
パリでは、12時すぎから5時半までの時間帯には、Noctilienと呼ばれる深夜バスが、昼間とは違うルートで運航しており、それを使って帰ることにしたのです。
Bonne Nouvelle付近から二人の家の近くまで行くバスがなかったので、クレープを食べつつ東駅まで移動。金曜の深夜。昼間とは違う顔の街や人になんだかどきどきしつつ、とりとめもなく話しながら歩いてゆきました。

東駅(よく考えると若干危なかった)から循環バスに乗り、リパブリック広場を経て、左岸へ。夜のセーヌは美しい。モンパルナスで友人を見送り、私はレンヌ通りの停留所で下車。真夜中のラスパイユ大通りを通って美しいルテシアホテル、おなじみのデパートを横目におうちに。ざわついていた右岸とはうってかわって、静寂が支配する人っ子一人いない街並みでした。





二度目の深夜外出は、10月はじめのLa Nuit Blanche。
パリ市が主催する一晩中行われるアート関連のイベント。さまざまなアートパフォーマンスや展覧会が町中で行われ、美術館などが無料に。メトロも終電の時間が遅くなり、とにかくこの日は夜通し町がざわついているわけです。

現代アジアの授業で友達になったフランス人の子の家でご飯を食べた後、市内散策へ。
東駅の写真展示、建物を使ったアート、モンパルナスのイルミネーションなどを見た後、無料で観覧可能だったポンピドゥーセンターへ。ポンピドゥーは終電を気にしつつ見ていたけど、ぜひぜひ何度でも足を運びたいところでした。個人的にはマレの写真展に行く時間がなく残念。

2時前にシャトレで友達と別れて、いざ、終電で帰ろうとしたところ、進行方向の左岸の駅で人身事故。もう1本の右岸を走る1番線も山手線ラッシュ並みの混雑かつ電車は一向に来る気配なし。
ということで、徒歩で帰ることにしました^^

ポンヌフという素敵な橋を渡ったところまではよかったのですが、サンジェルマン大通りはnuit blancheを口実に飲みまくるいい大人たちで溢れていました。若干の身の危険を感じつつも30分かけて3時に帰宅。ここは東京ではないのだと実感しました笑
あと、寒いなか、「コンビニで缶コーヒーを買う」という選択肢がないのが切なかった。

コンビニがないのと、若干危なさそうなのが難点ではありますが、
夜中のパリは異空間で美しい。しばらくはお勉強が続きますが、次の機会にはLOMOをもって夜間歩行を試みようと思う次第です。




東駅前の建物がファンキーに・・・・↑@ La Nuit Blanche

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最近、私にしてはアクティブな週末続きでしたが、今日はゆっくり散歩をしたり、掃除をしたり、洗濯をしたり、授業の予習復習をしたり、リアル紙日記を書いたり。(リアル紙日記は中学1年生の時から存在します。あまりにリアルで公開できない^^だからといってこのブログがフィクションなわけではないです。)

年末年始は、3週間弱日本語づけになる予定。

課題が振り分けられ、本格始動したシアンスポ。プレゼンについて思いをめぐらせ、ふと時間ができれば7を足したり引いたり。

甘やかしていた自分を律して、たくさん乗り越えなければいけないこともあるけど、私は概して元気で馬鹿みたいにポジティブです。


2008年10月2日木曜日

備忘録3:友達の友達

9時過ぎに授業が終わるって・・・ふしぎな感覚です。
今日は残念なカレー(カレーって残念になりようがないのに・・・)と腹いせに作った分厚いクレープ(ぽいもの)を食べたら、胃が消化しかねてちょっと困っています。

あと、自分が書いた文章を見直してみると、日本語の文法すらできてないことに気付きます・・・
よく編集作業とかできたな・・・というかできていたのかな・・・怖いです^^;

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Welcome Programでは、顔見知りが増え、気が合う人もなんとなくわかり・・・

そんな中、偶然の出会いが二つ。
今年の3月に台湾大学が主催する国際交流プログラムIDEAに参加したのですが、
そのつながりで二人の女の子に会うことができました。

台湾に来ていた、ソウル大学の友人が、私がシアンスポに行くことを知ると、
「私の友達もシアンスポに行くんだ、紹介するね。」
ということで、その5ヶ月後、サンミシェルの噴水の前で、彼女の友人に会うことになりました。
カフェで1時間くらい話し込み、仲良しに。今では一緒に買いものに行ったり散歩したりする仲に。
とにかくかわいくて、方向音痴なので、常に胸キュン笑

同じ寮に住んでいる、香港大学から来た女の子。
どうやら彼女は、私が台湾で知り合った香港出身の子と、小学校の同級生だったようです。

世界は狭い。悪いことはできません。。
それにしても、IDEAは偉大w

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どうでもいいですが、SCPO、可愛くておしゃれな女の子が多いです。
そんなわけで毎日おじさん目線になって喜んでいます^^幸せ。

「かわいい子が多いのは、割と恵まれた家庭の子が多いからじゃない?」
との意見も。
経済状況と「かわいさ」にいかなる相関関係があるかはすぐに断言できないけれど(そもそもかわいさをどう定義するかが問題になるけど・・)、ちょっとどきっとしました。
郊外地区から優先的に学生を受け入れているとはいっても、やはり授業料が高く、入試の難易度が高い(ゆえに準備を要する)この学校に入れる子は、裕福な家庭の子弟になる傾向にあるよう。
なんとなくそれを肌で感じる今日この頃です。


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これをみたいな。

entre les murs

"J'aime pas les maths, les racistes, et j'aime pas Materrazi."
「数学もレイシストも、マテラッツィも嫌いだ。」

2008年10月1日水曜日

備忘録2:履修登録/inscription pedagogique

9月初旬の履修登録。

本学の履修登録は、日本のそれとはまったく異なり、
定められた1日の間にウェブ上で、授業を登録するというもの。
厄介なのは、授業に人数制限あるため、授業の争奪戦になること^^
そして3学年が一挙にアクセスするため、人によってページにアクセスできたり、できなかったり。
かなりの問題を含んだ、悪名高い履修登録です。
履修登録の翌日は、SCPOへの悪口で盛り上がれます、やったね。

確実なネット環境を確保し、パニックを防ぐため、友人宅で履修登録をすることに。
10時から履修登録なのですが、10時前から運良くログインでき、授業を物色。
二人でぶつぶつ呟きながら、登録した結果、獲得した授業は、

世界空間(講義+ゼミ)
フランス現代政治(講義+ゼミ)
現代アジア政治の挑戦(ゼミ)
ENPヨーロッパ近隣諸国政策(英語ゼミ)
フランス語

となりました。
無事登録し終えて、カイザーのサンドイッチを頬張る私たち◎おいしい。こうしてひたすら体は肥大してゆきます。

ENPは、もともとシラバスになく、履修登録の日に突然出現したものw
もともと取りたかったinternational migration:african caseが履修登録当日に消えたのでw、
卒論のテーマに近そうだったこともあり、履修してみました。

うーん、面白そうな授業がたくさんありすぎて、とても贅沢な悩みを経験できました。
大講義のgoverning globalizationはもぐりたいところ。
あと、immigration and discriminationも取りたかったな・・・
あと、アラブ世界入門も・・・
と考え始めるときりがないのですが、
ひとつひとつの授業で課せられる課題が膨大なので、そのうち5つでもあっぷあっぷしてるはず。
フランス現代政治では、le Front National(国民戦線)についてのプレゼンをすることに。(プレゼン決めのときもかなりの争奪戦となり殺伐とした空気に・・・)

ちなみに、ご覧のとおり、経済・金融系の授業は取ってないのですが、
今日大講義で会った友人と、「金融危機」という題目の授業を取ってたらねー、とぼやいていました。
というか、金融、どうなるんでしょう。。。

明日はアジア政治の挑戦のゼミ、きっと麻生内閣についても触れられるはず。
そして授業では中国の動向にかなり重点がおかれることになりそう。
アジアに注がれる欧州の視線、楽しみです。
(あー・・・というか、京論壇の本、なんで持ってこなかったんだろう・・・そして最終報告会の映像がほしい・・・)

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ブログの題名について:

私は、別に↑↑↑というスタンスは持ってないのですがw、
この曲が私の留学に際する気持ちとシンクロしていたので。


Part of Your World

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気づけば深夜に・・・
夜の授業ばっかりだから、ちゃんと朝の時間を有効に使わなきゃ・・・
といっても明日はアドミニストレーションに費やしそうですが。。。

備忘録1:welcome program/ programme d'accueil


やっとHTMLが正しく反映されるようになった気がします。
忘れないうちにSCPOのwelcome programについて。

welcome programとは、留学生が授業をよりよく理解できるよう、そしてSCPO文化に適応できるように用意された、3週間のプログラム。
方法論の授業とフランス語の授業で構成されています。(フランス語がバイリンガルレベルの人は、フランス語は免除されます)


驚いたのは、いい意味でも悪い意味でも、SCPOが世界に開かれているということ。

 初日のオリエンテーションの日、例年は「いかにシアンスポが素晴らしいか」という説明をくどいほどされると聞いていたけど、今年は、むしろ「シアンスポがいかに国際的に開かれているか」という説明に重点が置かれているように思えた。説明そのものも、すべてフランス語と英語で行われる。「留学先としてシアンスポを選んでくれてありがとう^^bienvenue!」ていう感じでしょうか・・・
従来のprogramme d'integrationという言葉よりも、programme d'accueilという表現を多く使っていたのもなんとなく印象的でした。

 今年はフランス語のレベル0も開講され、つまりはフランス語の学習経験がほぼゼロの人の受け入れも始めた模様。

 かなりの数の授業が英語で行われ、留学生はすべての授業を英語で履修することも可能。 

国際的な大学というアイデンティティーを形成したい模様。全学の留学生の割合は異常に高い。
果たして、この狙いは功を奏するのでしょうか・・・?
留学生の間でも、「すべての授業を英語で履修するというシステムを提供するということは、フランスのグランゼコールとしてのSCPOのアイデンティティーを損なうのでは?」という声もちらほら。
SCPOも過渡期にあるよう。

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私のフランス語・方法論のクラスは、先生たちに「コスモポリタン」と形容されるように、
アイデンティティーの入り混じったクラスでした。
両親ともに日本人で、日本で育って、日本の大学に行きました^^ というような人はほとんどおらず、、、
originが多様であったり、originとは違う場所で教育を受けたり・・・
なんと、私以外の生徒は英語で教育を受けてきた、もしくは英語で教育を受けた経験があるようです。
(アメリカ人が多いから、フランス語話すのうまくないだろうな・・・と勝手に油断していましたが、偏見でしたw みなさん、rの音をきちんと発音されていました。欧米圏からの学生も、文法をばっちり習得してました。・・・そして私はorzでした)
ということで、かなり複眼的な視点を持つ人が多かったように思います。

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以下、mixiのを再掲。
プレゼンはましだったけど、最終日のディベートは・・・・・・という感じでした。
やっぱりオーラル(も)弱いよね。と痛感する今日この頃。
最初は英語を使ってた留学生も、最近はフランス語をがんばって使うようになってきたのはいいことかな。



留学生用のフランス語と方法論の授業も佳境に。 方法論の授業では、金曜日にプレゼンがありました。
私のクラスの学生は、年齢の幅(19~25)にも拘わらず、みんな落ち着いた物腰。
そもそも19でシアンスポに留学できるはずはないので、彼女は飛び級してるはず。
みんな英語は完璧、フランス語もほとんど問題がない。そして女性陣はかなりの切れ者。 必死にみんなについて行こうとしていた私は、プレゼンの準備の時、 いわゆるガクブル状態でした笑
しかも、「東大から来たよ」というとみんな「c'est cool!!」と言ってくれるので、 小宮山総長のためにもある程度の質のプレゼンを提供しなきゃ、というちょっとしたプレッシャーも。

壮大なテーマを与えられ、問題提起をし、結論を正当化すべく展開部分を作る。 きっかり10分。フランス語。

溶けかけた頭をなんとか活性化させようとしながら、 夜中までたらたら準備をし、 朝起きれずフランス語の授業をスキップしかけるというアクシデントもありつつ、 (関係者の方、ほんとに反省してます。もう2度としません。)

プレゼンは方法論という意味ではある程度成功したんじゃないかな、と。
「明瞭で、よく構成されています。でも、次回からはスクリプトを参照することのないように。」 ということでした。 クラスメートからのコメントも好評。 今日偶然会ったクラスメートの子も、開口一番「昨日のプレゼンよかったね。」と言ってくれて、とても安心した次第です。
自分の課題も明確になり、本当の授業が始まってからのプレゼンで、リベンジできれば、と。