2008年12月10日水曜日

Carte de séjour

B〇Pさんがなかなか残高証明を出してくれず、申請が遅くなってしまった滞在許可証。
雪の中区役所へ行き、とても適当な健康診断を経て、やっと本日貰えました。

待ち時間の間、パスポートをぱらぱらとめくり、成田空港で押された出国の印、シェンゲンビザ、フランス入国の印を見つつ、国家という単位の下に括られ管理されている自分を感じる。「ROC」の印を見て、なんとなく懐かしくなりつつ、この前の授業での主権の議論を思い返す。「ROC」の外務省で、ひたすら外交官の女性が「私たちは国際公共財を享受できないんですよ」と主張していたのを思い出す。
強烈なキャラクターを持ちみんなの心を常に鷲掴みにしていた国際法のこてりんが、「日本のパスポートは本当に万能。日本国民であるっていうだけで面倒な査証なしにほぼどこにでも行けるんだから。」

とにもかくにも、自由と平等と博愛の共和国において、やっと合法的な外国人学生の肩書を手にしたことになります。遅いよねw

待合室で偶然知り合ったシアンスポの学生と一緒に、「あー、ほんとによかったよかった」と何度も連呼しつつ、お土産(?)に貰った自分の肺のレントゲンを振りかざしながら晴れ晴れした気分で学校へ向かいました。

そして、今とりかかっている課題は、EU visa facilitation。

2 件のコメント:

s.Yoshimitsu さんのコメント...

実は、僕も月曜にやっとビザもらいました!
けど、それはただ単に僕がサボってただけで、2ヶ月前から書類は全部そろってたんだけどねw
「自由と平等と博愛の共和国」でビザをもらうのは大変なの?
ドイツでは、普通に生活しててドイツっていう国家の存在を感じることがほとんどないんだよね。僕が授業とかでも積極的にコミットしてない、っていうのもあるんだけど。取立てのビザを見て、本当久々に国家を感じたくらい。

sachiko さんのコメント...

100万年コメントが遅くなってごめん…

滞在許可証を持ち歩くのを怠っている最近です。自由と平等と博愛の共和国では、教育制度改革に対するデモが行われ、サルコジが槍玉にあげられており、なんとなく国家を感じる今日この頃です。(「国家」側のシアンスポの学生は、われ関せずのスタンスの子が多いけれど…)

留学生活はいかがですか?北アフリカに行ったみたいで羨ましい^^